みなさん、こんにちは!観光×アニメを紹介する二次チュアライフです。
今回は番外編。
山鹿は国見山系と菊池川系の豊富な地下水で、お酒造りがさかん。
蒸留所、ワイナリー、酒造と山鹿周辺だけでも3カ所のお酒に関する名所があります。
試飲した時の感想や各場所の様子なども合わせて紹介します。
熊本山鹿でお酒巡りオトナ旅
お酒巡りにオススメな場所
- 山鹿蒸留所
- 菊鹿ワイナリー
- 千代の園酒造
お酒巡りと一緒に立ち寄りたい場所
- 千代の園 酒造の片隅で角打ち
- 馬刺し屋 九州食肉産業
- 温泉邸 湯~庵
Google Mapで確認する
山鹿の文化に触れる「山鹿蒸留所」
山鹿蒸留所は2021年11月に竣工、12月からウイスキーづくりがスタートしたそう。
町道55号線(山鹿植木線)を行く場合、写真の看板を目印に左折します。

曲がりくねった坂を登ると、「山鹿蒸留所」という看板と共に入口が見えてきます。
山鹿の自然の豊かさを表現しているような建物が目の前に広がります。

広めの駐車場に車を停め、はやる心を抑えて入口から一歩入るとそこはもう工場ではなく、ホテルのような雰囲気。
テーブル席とカウンター、外にはテラス席もあって中からは美しい庭園をみながら優雅な時間を過ごすことができます。
建物の奥に進むと階段が現れ、山鹿の歴史やウイスキーの製造過程に関するパネルを拝見。

有料ガイドツアーではコンシェルジュのような方が機械や工程内容を、山鹿の特徴に絡めながら説明して下さります。
次に案内されたのは、何やら普通では見学することができない場所(樽熟成庫というらしいです)。
樽が所狭しと保管されており、中にはワイン樽、栗の木、ミズナラ樽がありました。
ゆくゆくはブレンドしていくのだそう。
本当に新しい蒸留所でこれから山鹿蒸留所の味を作っていくのだなと感じます。
ガイドツアーを事前に申し込んでおけば、山鹿蒸留所についてより詳しい説明と、ニューポット、ニューボーンのテイスティングがついてきます。
定刻は11:00~ですが、当日のガイドツアー参加者が早めにそろったので10:45ごろに開始されました。
さて、テイスティングですが、ハンドルキーパーはオレンジジュースかコーヒーを選択できます。
ガイドツアーの中には、お酒を飲まずに香りだけ体験している方がいました。
ウイスキーに関しては初心者なので、表現が的確かわかりませんが感じたことをば。

ニューポットは、見た目は透明で水のように澄んでいます。
香りはというと、すっきりあるいはさっぱりとした感じ。
個人的には、蜜リンゴやシュガートーストはわかりませんでした。
そして度数60%というのもあって目に沁みるのでグラスの口周辺を手で仰ぐようにして香りを楽しむといいかなと。
グラスを口に運び、ニューポットを一口。アルコールのビリっとした痛みと口の中を駆け巡るように勢いよく口の中がニューポットで埋め尽くされます。
すっきりとした味わい、これがニューポットかあと初めての味でした。
ニューボーンの香りは、バニラ!つまり甘いということかなと。
ニューポットよりかはクセが少なめなので順序としてはニューポット→ニューボーンをオススメします。
これがアメリカンチェリーかぁとウイスキーの入り口に立った気分です。
もちろん購入することができますが、お一人様1本の制限がありますので注意が必要です。

お土産コーナーでは缶バッジやTシャツ、テイスティンググラスも購入できました。

自然の中で美食を堪能「菊鹿ワイナリー」
次はあの有名な菊鹿ワイナリーへ。

「菊鹿ワイナリー」の看板を目印に、敷地へ到着すると公園のような広大な自然が広がります。
休日にはのんびりと外を眺めながらお酒とおつまみを・・・そんな雰囲気。

ロータリーがあり、駐車場は広々としています。
ワインショップに入ると、ワインやおつまみ、グッズ等が販売されています。
そして目当ては試飲コーナー。約10種類ものワインが選択でき、外のブドウ畑を眺めながらテイスティングを楽しむことができます。
隣のショップで注文できるピザと一緒に堪能しました。

あんまりアルコールアルコールしておらず、ブドウの味が濃い。
それでいてすっきりしている。そんな感じです。
少しずつたくさんの種類を味わうことができるのが試飲の良いところですよね。

歴史の町に構える「千代の園酒造」
これまでの自然とはまた違った雰囲気で、山鹿の歴史を感じられる景観が広がります。

千代の園酒造の建物内に入ることはできませんでしたが、お店を観ることができて満足。
千代の園酒造の向かい側にはお土産を購入できる場所があり、その奥にはお酒造りの史料館があります。お土産屋さんの店員さんに声をかけると史料館を案内してくださいます。

中には90㎏もある石を持ち上げることができるスペースがあります。これが軽々持ち上げられちゃいます!うそだ~と思われるかもしれませんが、ぜひ体験してみてください。
千代の園 酒造の片隅で角打ち

「千代の園 酒造の片隅で角打ち」は千代の園酒造の向かい側、そしてお土産屋さんの隣にあります。一見何のお店か分かりかねますが、正体は立ち飲み屋さん。
外からはガラス張りかつ暗めの照明のため、中の様子が分かりませんでしたが近づくとそのオシャレさに驚嘆してしまいます。

店主さんに案内されると百人一首10枚が入った小皿が出てきます。
なんでも百人一首1枚を200円として使った分、お会計の際に清算するというスタイルです。
千代の園大吟醸と泰斗を注文。それぞれ違うグラスに注がれた日本酒がライトに照らされて輝いています。


馬刺し屋 九州食肉産業
「熊本でオススメのグルメは何ですか。」
こんな質問をされることはよくあると思いますが、やはりいろいろある中でも「馬刺しです。」と答える方は多いのではないでしょうか。
テレビなどでも取り上げられることもあり、全国的にも有名な熊本県のグルメです。

そんな馬刺しを冷蔵(もちろん、冷凍もあります)で販売するお店が「馬刺し屋 九州食肉産業」さん。お客さんの足が途絶えることのない人気店。
入店し、一通り馬刺しをみていると、店員さんが「ご試食どうぞー」と霜降り馬刺しを試食させてくれました。やわらかく濃い味のお肉。
結局赤身とレバ刺しを購入。その日の晩酌に並びました。
温泉邸 湯~庵
ここは家族風呂の温泉。17種類あるうちから選びます。
先にチケットを購入するスタイルで、「入浴中」という表示がないところを選択できます。
予約可能な時間もあるので、スムーズにそして目当ての温泉があるなら予約がオススメです。
畳やテレビ付きのお部屋もあり、のんびりと休憩するのも良いなと。
扇風機、ドライヤーは備え付けで、エアコンは60分100円で利用できました。
お客さんが変わるごとにお湯を入れ替えてくれるところがまた嬉しいところ。終了時間の10分前まで温泉はかけ流しなので、心配することなく心行くまで楽しめます。
最後は温泉でしめる。最高な旅になること間違いなしです。
熊本はたくさんの観光スポットがあり、そこが逆にどこにいこうかと迷ってしまうところ。
お酒にグルメに温泉に山鹿は羽を伸ばしにぜひとも訪れることをオススメします。
今回はちょっぴりオトナな旅をプレゼン。
ぜひ他のところも観光してくださいね。
他にも南阿蘇鉄道とワンピースがコラボした、サニー号トレインについてまとめた記事もありますのでぜひ旅のご参考になさってください。